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アルテ・ラボ・ラッコント

アルテ・ラボ・ラッコントとは

音楽教室業務を中心とした、音楽芸術全般に関わる事業を企画運営していく会社です。
「表現者として生きていく」をモットーに、芸術表現の可能性を追求します。

事業内容

事業内容

活動拠点

東京都

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川越市

川越

代表挨拶

小田川ちひろ

地域貢献と芸術に対する意識

芸術が人間の歴史の中で果たしてきた役割とはなんでしょう?
既存勢力に対するアンチテーゼ。生命の喜び、苦悩。
喜びや悲嘆、解放や抑圧の中で生まれるべくして産まれてきた「芸術作品」は、私たち人間の「欲求」であり「祈り」です。
「こうありたい」「こうあってほしい」そう望む人間たちの切望から生まれるエネルギーが、数々の芸術作品を産み落としてきたのです。

私たち人間は、進化を止めることを是としません。常に進化し続けていたいのです。それが時に誤った方向へ進んでしまっているのだとしても、あゆみ続けることを止めることはできません。その進化のエネルギーがある限り、これからも際限なく芸術作品は生まれ続けていくでしょう。
芸術が生まれる社会は、健全であり、生まれくる芸術作品は私たち人間が生きようとしている証しです。
この生命活動の証しである「芸術」がありのままの姿で自然に生まれ受け入れられる社会。そんな健全な社会を守り抜くことが次の世代へ社会を繋げる我々世代の義務です。

中世以降、芸術家たちのインスピレーションはサロン文化で花開きました。毎夜のように開かれる資産家や貴族たちの館のサロンパーティー。そこへ参加する資格を得ることが芸術家のステータスでもあり、また、そこへ才能ある芸術家を招くことができることが、時の権力を握っている証拠にもなりました。
そして、出世を目論む野心を燃やした若き芸術家たちや権力を誇示したがる資産家たちの思惑渦巻くこのサロンで、芸術家たちは様々な議論を戦わせ、互いに刺激し合い、新しい作品を生み出す原動力を培って行きました。
サロンは文学者、音楽家、画家、哲学者などの交流の場になり、そこから新たな文化の潮流が生まれたのです。
言い換えれば、権力者のサロンはその地域に暮らす芸術家をつなぐ場所でもありました。人気のあるサロンからは多くの有名な芸術家が世に羽ばたき、その噂を聞きつけてまた新たに、野心を持った芸術家たちがそのサロンがある街へと集結していったのです。
現代、この「サロン」の場所はネットの中に存在するようになりました。芸術家のみならず、経営者や知識人などがオンラインサロンを経営し、そこから新たなイノベーションを生み出していこうとしています。
議論を戦わせ、見識を得て、知り合えるはずのなかった人と知り合うことができる。それは、オンラインであってもオフラインであっても同じことです。
ではネットインフラがここまで整った現代に、地域や場所というくくりが芸術活動にとって必要なのでしょうか?

その完全な答えを見いだすことができるのはもう少しIT技術が進んだ先のことになるかもしれません。
しかし、少なくとも現代はまだ、「視覚」「聴覚」をオンラインである程度共有することはできても、「触覚」「味覚」「嗅覚」そして「第六感」とも言われるインスピレーションのようなものを共有することはできません。
そして、「芸術」という分野においては、後者の「触覚」「味覚」「嗅覚」「第六感」のように「体感する」ということが何よりも重要になってくるのです。
素晴らしいオーディオシステムを組んでそこで交響曲を聴いても、会場へ足を運び、演奏が始まるまでの場内の期待が高まった高揚感や客席の人々の騒めき。
照明が落ちていくドキドキ感。舞台上を歩く演奏者たちの堂々とした足音。調弦の音。整っていくハーモニー。指揮者が現れた時の場内の空気の高まり・・・。それらすべてを体感することはできません。しかし、このなんでもないような気持ちの高揚感を経ずして、芸術的なインスピレーションにはたどり着くことはできません。
そして、楽器の音、人の声、演者の動き、それらが解き放つ振動を、波動を受け取ることができて初めて音楽芸術を堪能することができるのです。
絵画もしかり。美術館に流れる静謐な空気。その中で額から溢れ出てこんとする画家の魂を、その絵の具の筆使いや空間の切り取り方を間近で感じて、初めて絵画芸術を堪能することができたと言えるのです。

体感すること。体で、感じること。
これが芸術の果たせる役割の一つだと思います。そこにはオンラインでは体感し得ない深い感動があります。この深い感動を、そしてその感動から芽生えるインスピレーションの種を地域に撒いて行く事。それが、音楽企画会社が果たすべき地域貢献であると考えます。

芸術が生まれ、それがありのままで受け入れられる健全な社会。
この社会づくりは身近な地域一つひとつとの密接な交わりやご理解、ご協力を得ることが必須です。そうして行われてゆく地域社会との芸術活動が、社会を、果てはそこに芽吹く新しい芸術を育んでいくことにつながります。それはもう、一つの地域が一つの大きなサロンという役割を果たすということでもあるのです。
中世、個人宅のサロンで花開いた芸術文化は時代を経てネットの世界にも息づき、そして今、オンラインでもオフラインでも気軽につながることのできる「地域」という単位に新しく居場所を見出そうとしています。
この地域サロンが花開いた時、その場にいる人間たちが受ける恩恵は計り知れないものになると確信しています。
その旗振り役になるべく、当社は様々な事業に邁進して行きたいと考えております。

2018.2月 株式会社アルテ・ラボ・ラッコント 
代表取締役 小田川ちひろ

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